ドルLIBORデリバティブのプライシング・評価のベストプラクティス
2022年6月6日(月)
- セミナー概要
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- ISDA非清算トレードのドルLIBORからSOFRへのフォールバック・ルールやクリアリングハウスでの清算ドルLIBORトレードからSOFRスワップへの変換プランはすでに明らかになっている。
- 現在のLIBORからの移行の過渡期において、Index Cessation Effective Dateである2023年7月1日以降にドルLIBORのFixingを迎えるトレードのキャッシュフローについては、清算トレードであってもISDAのフォワードLIBORフォールバックレートを使って評価するのが一般的のようだ。1本のドルLIBORカーブでIndex cessation dateを無視したフォワードLIBORを計算すると、Index cessation date付近のフォワードLIBORを滑らかにしてしまうため、Real LIBOR部分のカーブとフォールバック部分のカーブの両方をゆがめてしまい、Index cessation dateがカーブ構築のスワップやLIBOR先物で参照されるLIBOR Fixing Dateを通過するごとにトレード評価額が振動し、適切なリスク管理ができなくなる。このため、ドルLIBORカーブをReal LIBOR部分とフォールバック部分に分けて、決して2つのカーブを結合しないようにカーブをつくることが必要となる。
- 今回のセミナーでは、Real LIBORカーブとフォールバックLIBORカーブの構築方法を紹介し、ドルLIBORを参照するSwap, Caplet/Floorlet, Swaptionの適切な評価方法のベストプラクティスを紹介する。この方法の付随的なメリットとして、ドルLIBOR公表停止後もISDA非清算トレードのブッキングを変える必要がないことであり、ブッキング変更のシステム開発コストがセーブできる。
- セミナー対象者
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- 金融機関に勤務するクオンツ、トレーダー
- 金融機関のデリバティブ、ALM、リスク管理等の関係部署の方
- デリバティブ業務等の監査に携わる方、金融商品の評価業務に携わる方
- デリバティブ、金融リスク関係のシステム構築に携わる方
- 微分積分の計算に抵抗のない方
- 開催スケジュール
- 日程
- 6月6日(月)
- 18:00 - 21:00
- 会場
- ZOOM オンライン
- 定員
- 25名
- 講師
- 高田勝己 (経歴詳細)
株式会社 Diva Analytics 代表取締役 - 受講価格
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- 受講料:60,000円(税抜)
フルタイムの学生の方は、5割引きで受講できます。
- 講義内容
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- ・ISDAのLIBORフォールバックのルール
- ・清算LIBORスワップからRFRスワップへの変換ルール
- ・LIBORスワップション権利行使時のLIBORスワップから清算RFRスワップへの変換ルール
- ・変換補償がある場合のデリバティブの評価(例えば、清算LIBORスワップやスワップション)
- ・変換補償がない場合のデリバティブの評価(例えば、LIBOR通貨スワップ、LIBOR Cap/Floor等の非清算トレード)
- ・LIBORデリバティブからRFRデリバティブへのブッキングについて
- ・Real LIBOR部分のみのCurve Stripping
- ・フォワードLIBORフォールバックレートの計算
- ・フォールバック・アービトラージ戦略
(注)講義内容は見直し等により変更になる場合があります。 - 申込み方法
- [申込みフォーム]に必要事項を入力し、送信してください。
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
FAXによるお申し込みをご希望の場合は[PDFの申込みフォーム]に必要事項をご記入の上、03-5544-8852 までご送信下さい。
申込書受領後、請求書が必要な場合は受講料の請求書をお送り致します。
確認メールに記載されている指定口座に開講日までに受講料を納入してください。納入を確認次第、申込み完了となります。
法人申込みの方で予算請求期日等の関係で開講日までに納入できない場合は、[お問い合わせフォーム]にてご相談ください。 - 運営規定
- 定員(25名)になり次第、受け付けを終了させていただきます。
一定の人数(通常は5人)に達しない場合は、開講日の1週間前までに未開講の旨をご連絡しますので、ご了承ください。