ISDA SIMMでのIM計算式の完全導出
2019年12月3日(火)より全3回
- セミナー概要
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- 相対デリバティブの当初証拠金(IM)を計算するISDA SIMMのロジックのバージョン2.2が今年の12月から適用される。IM計算ロジックそのものは、2017年にバージョンが2に上がってから変わっておらず、リスクウエイトや相関といったパラメータが再カリブレーションにより見直されているぐらいである。
- 今回のIMの講義では、ISDA SIMMのロジックドキュメント(バージョン2.2)にあるすべての数式の理論的導出を行う。デリバティブ・トレーダーやリスク管理者はIM計算式の理解は業務上必須であり、XVAクオンツがMVAをモデル化するには、Day Oneである計算日のIM式の詳細の理解が必要である。
- 今回は、比較的新しい概念である集中リスクファクター(Concentration risk factor)とヒストリカル・ボラティリティー比率(Historical volatility ratio)についても触れる。また、通貨スワップの元本部分を除くISDAが推奨しているロジック、ホームカレンシーやIMの規制法規が異なるカウンターパーティ間のIMの計算等の詳細についても講義する。時間が許せば、ISDA SIMMが参考にしたとされるマーケットリスク規制資本(FRTB)の標準的方式(SA)で採用されている感応度ベース方式(SBA)とも比較したい。
- セミナー対象者
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- 金融機関に勤務するクオンツ、トレーダー
- 金融機関のデリバティブ、ALM、リスク管理等の関係部署の方
- デリバティブ業務等の監査に携わる方、金融商品の評価業務に携わる方
- デリバティブ、金融リスク関係のシステム構築に携わる方
- 微分積分の計算に抵抗のない方
- 開催スケジュール
- 日程
- 第1回:12月3日(火)
- 第2回:12月9日(月)
- 第2回:12月16日(月)
- 18:00 - 21:00
- 会場
- JAビル カンファレンス 401B
[アクセス] - 定員
- 25名
- 備考
- 原則毎週月曜日ですが、第1回だけは火曜日の開講となります。
- 講師
- 高田勝己 (経歴詳細)
株式会社 Diva Analytics 代表取締役 - 受講価格
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- 受講料:150,000円(税抜)
フルタイムの学生の方は、5割引きで受講できます。
- 講義内容
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第1回 SIMMの基礎
- ・ISDA SIMMでのIM計算の前提
- ・VaRとES
- ・変動証拠金と倒産エキスポージャー
- ・感応度ベース方式
- ・デルタ・ガンマ法の詳細
- ・加重感応度足しあげの数学
- ・Delta Margin
- ・Vega Margin
- ・Curvature Margin
- ・Base Correlation Margin
- ・受け取るIMと差し出すIMの区別
- ・通貨スワップの元本部分の除外
- ・ホームカレンシーの考慮
- ・異なる適用マージン規制のカウンターパーティとのIM
- ・差し出し有価証券のヘアーカット
- ・集中リスク
- ・ベガとガンマの関係
- ・その他のテクニカル部分の詳細
(注)講義内容は見直し等により変更になる場合があります。 - 申込み方法
- [申込みフォーム]に必要事項を入力し、送信してください。
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
FAXによるお申し込みをご希望の場合は[PDFの申込みフォーム]に必要事項をご記入の上、03-5544-8852 までご送信下さい。
申込書受領後、請求書が必要な場合は受講料の請求書をお送り致します。
確認メールに記載されている指定口座に開講日までに受講料を納入してください。納入を確認次第、申込み完了となります。
法人申込みの方で予算請求期日等の関係で開講日までに納入できない場合は、[お問い合わせフォーム]にてご相談ください。 - 運営規定
- 定員(25名)になり次第、受け付けを終了させていただきます。
一定の人数(通常は5人)に達しない場合は、開講日の1週間前までに未開講の旨をご連絡しますので、ご了承ください。