OISディスカウント、CVA、FVAの統一的な評価の枠組み
2013年5月24日(金)
- セミナー概要
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- 本セミナーでは双方向CVAに代わる新しい枠組みである1方向CVAに自行のファンディングのネットコストの現在価値であるFVA(Funding Value Adjustment)を付加する枠組みについて講義します。具体的には
- Hull WhiteのFVA不要論を整理して、これに対してFVAを正当化していきます。
- 双務的CVAにおける自行倒産による利得であるDVA (Debt Value Adjustment)のリスク管理上の限界を論じます。
- DVAがファンディング利得の現在価値であるFBA(Funding Benefit Adjustment)となぜ同値になるのかを詳しく説明します。
- 1方向CVAにFVAを付加する新しい枠組みで、カウンターパーティの倒産も考慮にいれたFVAの公式とファンディングを考慮したCVAの公式を示します。副産物をして、CVAとFVAのディスカウント金利も明らかになります。
- この新しい枠組みによるFVAのネッティングと、これがOISディスカウントによる完全有担保取引の評価と整合的であることを示します。
- 金融機関の中での、デリバティブ・デスク、CVAデスク及びファンディング・デスクの役割と内部仕切りについて明らかにします。
- セミナー対象者
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- 金融機関で金融理論研究に関わる方、クオンツ、トレーダー
- 金融機関でデリバティブ、ALM、リスク管理等の関係部署の方
- 監査法人でデリバティブ業務等の監査に携わる方、金融商品の評価業務に携わる方
- デリバティブ、金融リスク関係のシステム構築に携わる方
- 微分積分に抵抗のない方
- 開催スケジュール
- 日程
- 5月24日(金)
- 18:00 - 21:00
- 会場
- JAビル カンファレンス 301B
[アクセス] - 定員
- 25名
- 講師
- 高田勝己 (経歴詳細)
株式会社 Diva Analyticss 代表取締役 - 受講価格
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- 受講料:40,000円(税込)
フルタイムの学生の方は、5割引きで受講できます。ただし、申込み優先順位は後回しになります。
- 講義内容
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- ・1方向CVAと双方向CVA
- ・双方向CVA におけるDVAのリスク管理上の限界
- ・Hull-White のFVA無効論
- ・FVA正当化の議論
- ・倒産がない場合のFVA
- ・双方向CVA+FVA
- ・DVAとFBAの同値性とリスク管理上の違い
- ・1方向CVA+FVA
- ・CVAとFVAのディスカウントレート
- ・FVAのネッティング
- ・OISディスカウンティングとの整合性
- ・デリバティブ・デスク、CVAデスク及びファンディング・デスクの役割と内部仕切り
(注)講義内容は見直し等により変更になる場合があります。 - 申込み方法
- [申込みフォーム]に必要事項を入力し、送信してください。
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
FAXによるお申し込みをご希望の場合は[PDFの申込みフォーム]に必要事項をご記入の上、03-5544-8852 までご送信下さい。
申込書受領後、請求書が必要な場合は受講料の請求書をお送り致します。
確認メールに記載されている指定口座に開講日までに受講料を納入してください。納入を確認次第、申込み完了となります。
法人申込みの方で予算請求期日等の関係で開講日までに納入できない場合は、[お問い合わせフォーム]にて気軽にご相談ください。 - 運営規定
- 定員(25名)になり次第、受け付けを終了させていただきます。
一定の人数(通常は5人)に達しない場合は、開講日の1週間前までに未開講の旨をご連絡しますので、ご了承ください。